天敵天敵による害虫防御農地

害虫の大発生は起こりやすい。

しかも、農業のための資材などを通じて、移入種が進入する機会も多いので、なおさらに危険である。

農業の作業に害虫防除の占める部分は大きい。その方法の一つとして、天敵を利用することがある。

具体的には、さまざまなやり方がある。

対象を強いて特定しないやり方としては、食虫性の強い動物を放して、とにかく虫なら何でも取らせるやり方がある。

水田や畑に近所からクモを見つけては放り込んで、一定の効果が上がったなどという例がある。

やや消極的な対応としては、天敵を殺さないような農薬の使用法をとる試みがある。

農薬をかけることで害虫と天敵が死亡すれば、たいていは害虫の方が復活が早く、害虫の大発生を招く、と言うことが往々に見られることから、天敵の効果をそがないような農薬の使用法を工夫するわけである。

対象を特定する方法としては、特にその害虫を攻撃する性質の強い種を求め、これを放して害虫退治をもくろむものである。

特に昆虫とその寄生虫の場合、寄生虫の攻撃する対象には特異性が強く、決まった種のみを選んで退治するのに向いている。
update:2010年04月08日